「ふたりとも再婚」でも結婚式は挙げる?再婚同士の“挙式事情”を徹底調査!
ふたりとも再婚で結婚式を考えているけれど、「また同じ友人を招待していいのか」「ご祝儀を2回もらうのは申し訳ない」「親族にどう配慮すればいいのか」──こうした悩みが頭から離れず、一歩が踏み出せずにいませんか?
新郎のみ・新婦のみの再婚なら「初婚の相手のために」という名目がありますが、ふたりとも再婚の場合、そういった大義名分もなく、「わざわざ式を挙げる必要があるのか」と結婚式そのものに迷ってしまうカップルが多いのが現実です。
でも安心いただきたいのは、同じ悩みを抱えた先輩カップルたちは、事前の個別連絡でゲストに選択肢を渡したり、ご祝儀を辞退したり、親御様に正直に相談したりすることで、一つひとつの悩みを解決してきました。
そして結果的に「2回目でもやって本当に良かった」と心から思える結婚式を実現しています!
- ふたりとも再婚の3つの悩みそれぞれの解決事例と具体策
- 悩みを解決した結果、選ばれている結婚式スタイル
- 岐阜県内で再婚カップルに寄り添える式場情報
- あなたの状況に合った関連記事への案内
この記事では、岐阜特化の結婚式場紹介カウンター「ぎふ婚navi」が多くの再婚カップルをサポートしてきた現場経験をもとに、実際のカップルの解決事例と具体策をお伝えします!
野々村 明美
総合旅行業務取扱管理者の資格を持つ経験豊富なウエディングコーディネーター。
お二人の理想の結婚式を形にするサポートを行っています。
職歴:旅行会社勤務時代に、多くのリゾートウエディングをコーディネート。
保有資格:総合旅行業務取扱管理者
【招待について】ふたりとも再婚だと「招待しづらい」理由

ふたりとも再婚の場合、以下のような理由で招待に躊躇してしまいます。
まず、前回もご祝儀をもらっている負い目があります。一度結婚式を挙げて離婚した経験から、改めてお披露目することに引け目を感じやすいのです。
また、新郎のみ再婚や新婦のみ再婚の場合は初婚のパートナーのためにという名目がありますが、ふたりとも再婚にはそれがありません。誰のためにやるのか、わざわざ式にする必要があるのかと、結婚式の意味そのものに戸惑ってしまいます。
一方で、再婚同士のカップルは年齢層が高めで落ち着いている傾向があり、派手な披露宴ではなく親族や親友、恩人だけを招いた小規模な式を希望する方が多いのも事実です。
こうした後ろめたさと、本当は感謝や今の幸せをきちんと伝えたいという気持ちの間で揺れてしまい、招待したいけれど声をかけるのが怖いというジレンマを抱えやすいのです。
「また同じ人を招待していいのか」問題はどう解決する?
解決策1:招待状より先に「電話・LINEで事前報告」を!
招待状を送る前に、まずは電話やLINEで個別に連絡しましょう。
2回目なんだけど、もし良かったら来てくれる?という伝え方で、ゲストが気軽に断れる雰囲気を作ることが重要です。
私たちプランナーとしても、前もって2回目だけど来てくれる?と個別に連絡をしてから招待状を送る配慮が推奨されています。あえて招待状に再婚のご案内をする必要はありません。
だからこそ、招待状の前に電話やLINEで事情を添えて個別に声をかけることが大切です。事前の一言でゲスト側が心理的に参加・不参加を選びやすくなります。
迷惑かどうかを決めるのは相手側です。こちらは2回目なんだけど、良かったら来てもらえたら嬉しいと正直に伝え、断りやすい雰囲気もセットで渡すのがマナーです!
解決策2:「20〜30名」の少人数婚で、大切な人だけを招待!
再婚同士の結婚式では、親族や親友、恩人などゲストを少数に絞ることで招待しやすくなります。主役になりきるというより、これまで支えてくれた人に感謝を伝える場にするというスタンスが大切。
プランナーからも、そもそも結婚式に招待する友人は、この先もずっとお付き合いしていきたい方を招待することがおすすめで、ほとんどの新郎新婦が心配しすぎだというアドバイスがあります。
実際に結婚式を挙げた再婚カップルからは、心配をかけたときに支えてくれた人を基準にゲストを選んだことで、結果的に初婚時より少人数で濃い顔ぶれになり、その分一人ひとりとじっくり向き合える時間になったという声が寄せられています。
プランナーの現場感覚でも、遠慮ではなく自分たちらしい選択として少人数婚・家族婚を選ぶカップルが増えています!
「ご祝儀をもらうのは申し訳ない」問題はどう解決する?
ふたりとも再婚だから「2回目のご祝儀」に罪悪感
再婚同士のカップルは、1回目の結婚式で多くのゲストからご祝儀を受け取っています。そのため、また包んでもらうのは図々しいのではないか、年金暮らしの親族から二度もお金をもらうのは心苦しいと感じやすいのです。特にふたりとも再婚の場合、どちらか一方のためにという名目も薄くなります。2回目のご祝儀を受け取るためだけに顔合わせや式をするのは自分たちも嫌だという罪悪感が増幅しやすいのです。
専門メディアの解説でも、再婚同士ではご祝儀をもらうのは気が引けるという人は少なくないとされています。そのため、ご祝儀なしの結婚式や会費制、少人数婚を選ぶカップルが目立ちます。
そのため、ご祝儀辞退や会費制に切り替えたカップルからは、ゲストも気軽に来られ、私たちも気が楽だったという声が多いのです。
「ご祝儀辞退を明記するor会費制にする」ことが大切!
結論としては、招待状に「ご祝儀は辞退させていただきます」と明記するか、会費制(1〜2万円)に切り替えることで解決できます。
ご祝儀を2回もいただくなんてという罪悪感も、ふたりとも再婚のカップルが強く感じる悩みです。しかし実際に解決したカップルは、明確な工夫をしています。
具体策1:招待状に「ご祝儀は辞退します」と明記!
初婚時にも来てくれているゲストがいる場合は、ご祝儀は辞退させていただきますと招待時に伝えてよいです。
万一それでも包んでくれた場合は、引出物とは別に5,000〜1万円程度の品物でお返しするのが目安。
ご祝儀は辞退しますと伝えた上で、それでも贈り物をくれたゲストには、後日あらためて内祝いを贈る、メッセージや写真付きで丁寧にお礼を伝えることで、金額ではなく気持ちのキャッチボールとして完結させた事例もあります!
具体策2:会費制で負担を「1〜2万円」に明確化!
会費制ウエディングとは、ゲストからの会費を料理・飲み物・ギフトなどの費用に充てるスタイルです。
一般的な会費相場は1人あたり1万〜2万円程度です。ビュッフェ形式のカジュアルなパーティなら1万〜1万5,000円前後、着席フルコースなら1万5,000〜2万円が目安とされています。
再婚カップルのトレンドとして、ご祝儀を2回もらうのは気が引けるので会費制・1.5次会スタイルでパーティ形式にするという選択が増えています。会費制専門プロデュース会社によると、再婚カップルの利用が非常に多く、30代後半〜50代の再婚夫婦からの問い合わせが目立つとのことです。
会費制の場合、ご祝儀は不要と明文化されるため、ゲスト側も会費だけ用意すればよいと割り切れます。服装やヘアセットなどに予算を回しやすくなるのもメリットです。
再婚カップルにとっても、もらい過ぎているという罪悪感を持たずに、堂々とお披露できるスタイルとして支持されるようになってきています!
「親族にどう配慮すればいいか」問題はどう解決する?
「親族の反応」が読めず、悩むカップルは多い…
再婚カップルの多くが、親族の中には再婚をよく思わない人がいるのではないか、「また結婚式?」と思われないか…と不安を抱えています。
特に両家とも2回目という意識がある再婚同士の場合は、どこまで親族を呼ぶか、どのように説明するかで悩みやすいのです。
親族だけの挙式と会食を予定している再婚カップルの相談では、新婦側親族10名に対し新郎側は父のみといった極端な人数差や、離婚・再婚の事情により疎遠になっている親戚の扱いなど、バランスと配慮の両立も難しいもの。
具体策:正直に相談することが大切!(「またやってほしい」という声も多い)
まずは親御さんに結婚式を挙げたいという気持ちを正直に伝え、そのうえで意見を聞くことが最も大切です。
再婚には様々な事情が絡むため、親がどう感じているか、どんな形なら応援してくれるかを一緒に話し合うことが重要。
「義母や両親の結婚式はどうするの?」という一言がきっかけで式を決意し、親孝行としてやって良かったと感じるケースも多いのです。
【規模感はどうする?】再婚カップルにおすすめの「4つの結婚式スタイル」
これまで見てきた3つの悩みを解決した結果、ふたりとも再婚のカップルは少人数婚・家族婚、フォトウェディング、会費制ウェディング、ふたりだけのウェディングという4つのスタイルを選んでいます。
それぞれの特徴を見ていきましょう!
①:20〜30名の「少人数婚・家族婚」が最人気!

招待への躊躇を解決した結果として最も人気なのが、少人数婚・家族婚です。大人数フル披露宴より費用を抑えつつ、料理や引出物の質にこだわるスタイルが主流です。
再婚だからこそ、ゲストの数を減らして料理や空間の質を上げる、少人数だけど満足度の高い婚を選ぶカップルが増えています。
本当に伝えたい人だけを招くことで、招待への罪悪感を軽減し、アットホームで温かい時間を過ごせるのが少人数婚・家族婚の魅力ですね!
②:「フォト婚」なら悩みを解決できる!

招待への躊躇、ご祝儀問題、親族への配慮という3つの悩みすべてを軽減できる選択肢として、フォトウェディング(フォト婚)が人気です。
「フォト婚+家族での食事会」という組み合わせも人気で、撮影後に家族だけで食事会を開く食事会付きフォトウェディングは、大人数披露宴より費用が抑えられつつ家族とゆっくり過ごせます!
ゲストを招かないため、招待やご祝儀の悩みが解消され、記念だけはしっかり残せるのがフォト婚の魅力です!
③:「ふたりだけの挙式」という手も!

招待への躊躇、ご祝儀問題、親族への配慮という3つの悩みすべてを避けたい場合の選択肢として「ふたりだけのウェディング」があります。
当社にご相談いただく方の中にも『大勢の前での挙式は気が引ける…』『ふたりだけなら気兼ねなく式を挙げたい!』というご相談も多くいただきます。
ゲストを招かないため、周囲に気兼ねなく自由な演出と費用抑制の両立が可能なのがふたり婚の魅力です。
その場合は大きな結婚式場ではなく『少人数婚対応』の会場のある結婚式場がベストです!
【岐阜県で探す】再婚カップルに寄り添える式場リスト!
ここからは当社が本社を置く「岐阜県」にある、少人数婚に最適の式場を4つご紹介します!
式場1:EXEX SUITES(エグゼクス・スウィーツ/岐阜市)
岐阜駅から徒歩5分の好立地にあるゲストハウス。
2名〜130名まで対応可能で、6〜30名の家族婚に特化した少人数専用のスイートルームが用意されています。県内最長級15mのバージンロードを持つ光のチャペルは、少人数でも厳かな雰囲気を演出でき、バリアフリー完備で親族にも優しい設計です。再婚で今回は親族だけでゆっくり過ごしたいカップルにおすすめです!
式場2:フォーティースリー(岐阜市シティータワー43)
JR岐阜駅直結の高層レストランウエディング会場。6〜80名まで対応し、地上160mから岐阜市街を一望できる眺望が魅力です。
レストランならではの料理評価が高く、前回は大人数だったから今回は家族だけでゆっくり過ごしたいという再婚新婦向けの少人数プランも案内可能です!
式場3:ル・シャン・ド・クク(岐阜市)
JR岐阜駅から車で約15〜20分の場所にある貸切ゲストハウス。2名〜120名まで対応でき、6〜30名向けの少人数婚にも柔軟に対応しています。南フランス風の邸宅とガーデンをまるごと貸切にできるため、家族だけで気兼ねなく過ごしたい再婚カップルに最適。
自然光が差し込む明るいチャペルや、会話と料理をゆっくり楽しめる落ち着いたパーティスペースが揃っており、派手さより“アットホームさ”を重視したい人におすすめの会場です!
式場4:アーフェリーク迎賓館 岐阜
JR岐阜駅から車で数分の貸切邸宅型ゲストハウス。
10〜130名対応ですが、10〜30名の少人数・挙式会食プランもあり、少人数でもランクアップした華やかな式を挙げたい再婚カップル向けの選択肢として複数のメディアで取り上げられています!
岐阜で式場探しに迷ったら「ぎふ婚naviの無料相談」へ!

ここまで読んで、自分たちに合った結婚式のイメージが見えてきたのではないでしょうか?
岐阜で再婚カップルに寄り添う相談窓口ぎふ婚naviでiは、以下の3つの強みであなたの新しいスタートをサポートします。
1. 岐阜特化の地域密着サポート
地元の式場事情を熟知し、再婚カップルに理解のある式場を具体的に紹介します。多くの再婚カップルの相談を受けてきた現場経験があります。
2. 無料相談+最大10万円の祝い金
相談は何度でも無料です。式場成約時には最大10万円の祝い金で、費用面もサポートします。
3. ワンストップサポート
式場紹介だけでなく、ドレス・前撮り・指輪・二次会まで一括対応します。ふたりの理想を実現するための全面的なサポート体制です。
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まとめ:2回目でも堂々と幸せを祝っていい!
- 招待への躊躇は、事前の個別連絡と規模を絞ることで解決できる
- ご祝儀問題は、辞退を明記するか会費制に切り替えることで解決できる
- 親族への配慮は、親御様への相談と柔軟な招待範囲で解決できる
- 悩み解決の結果、少人数婚・フォト婚・会費制・ふたり婚が選ばれている
ふたりとも再婚のカップルが抱える招待への躊躇、ご祝儀問題、親族への配慮という3つの悩みは、実際のカップルの事例が示すように一つひとつ解決できます。
新しいスタート。ふたりとも再婚でも、堂々と幸せを祝っていい。2回目でもやって本当に良かったと心から思える結婚式を実現するために、まずはぎふ婚naviに相談してみませんか?多くの再婚カップルの悩みに寄り添ってきた現場経験をもとに、あなたに合った最適なプランをご提案します。