【子供は嫌がる…?】再婚で子連れの結婚式、挙げる?子どもがいる場合の準備と費用
再婚が決まり、子どもと一緒に結婚式を挙げたい。
でも「子どもが小さいけど大丈夫?」「子どもが嫌がったらどうしよう」「途中でぐずったら迷惑では?」と、子どものことで踏み出せずにいませんか?
さらに「また同じ人を招待していいのか」「子連れで式を挙げるのは非常識?」という不安もありますよね。
実は、子連れで結婚式を挙げるカップルは多く、適切な準備をすれば子どもも楽しめる式にできます。
この記事では、子連れ再婚カップルが結婚式を挙げる際の具体的な準備方法と、子どもへの配慮ポイントを解説します!
この記事でわかること
- 「子連れ」でも結婚式を挙げる理由ってある…?
- 子どもを参加させる方法は?
- 子どもの年齢別の配慮ポイント!
- 費用相場と式のスタイル!
- 招待客・ご祝儀の対処法!
野々村 明美
総合旅行業務取扱管理者の資格を持つ経験豊富なウエディングコーディネーター。
お二人の理想の結婚式を形にするサポートを行っています。
職歴:旅行会社勤務時代に、多くのリゾートウエディングをコーディネート。
保有資格:総合旅行業務取扱管理者
【先輩カップルの声!】子連れでも「挙げて良かった!」と思った理由は?
まず再婚・子連れで結婚式を挙げるかどうか迷っているあなたへ。結論からお伝えすると、多くのカップルが「挙げて良かった」と答えています。
ここでは、子連れ再婚でも「結婚式を挙げて良かった!」と感じた先輩カップルの声を3つご紹介します!
理由①:子どもに「家族になった証拠」を残せたから!

まず、子どもが大きくなったときに見せられる「家族になった証拠」が残せたことが最大の理由になっているようです。
ぎふ婚naviでお手伝いしたカップルの中には、子どもに結婚指輪を運んでもらったり、親子3人でケーキカットをしたりと、子どもを結婚式に参加させている方々がいます。
子どもに「ちゃんと家族になった」という“記憶と実感”を与えること。
これは親として、子どもにしてあげられる選択肢の一つです。子どもが大きくなったとき「あのとき、家族になったんだね」と写真を見返せる。そんな記録を残せます。
理由②:子どもに説明しやすいから!
子どもが大きくなったとき「なぜパパ(ママ)が違うの?」と聞かれることがありますが、そのときに、結婚式の写真を見せる夫婦の方が多いようです。
「再婚したから」とシンプルに伝えるのではなく『こんなに仲良く結婚したんだよ!』と挙式の風景をお見せいただくことで、お子様の納得感にも繋がっていらっしゃるようです。
ぎふ婚naviでお手伝いした小学高学年の娘さんがいるカップルは「娘にも可愛いドレスを着せて家族写真を残したい」とフォトウェディングを選ばれていました。
費用やゲストへの気兼ねが大きい場合でも、家族写真だけは撮っておく。そんな選択をする再婚カップルが多いですね。
理由③:周囲も“迷惑だと思っていない”から!
実際「再婚だから招待しづらい」と感じているカップルは多いです。
しかし、当のゲストの本音は違います。ぎふ婚naviが実施したアンケートでは、76.0%が「2回目でも参加してお祝いしたい」と回答しました。
あなたが心配しているほど、ゲストは「迷惑」だとは思っていません。むしろ招待されないことで、
- なんで招待してくれなかったの…?
- 再婚でも心からお祝いしたかったよ!
と後から声を頂くことも多いようです。
もし挙げるかどうかの判断に「招待する方への配慮」があるのであれば、ぜひ参考にしてみてください!
【76%が行きたいと回答!】再婚の結婚式、ゲストは行きたくない?「招待の不安」を解消!
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子連れの場合は「子供も主役」に!
次は「子どもをどう参加させるか」を考えていきましょう!これが子連れ結婚式の最も重要なポイントです。
ここでは、子どもを結婚式に参加させる5つの方法をご紹介します。
もちろんすべてを取り入れる必要はありません。お二人と子どもに合った方法を選んでください!
1:「家族の誓い」を一緒に立てる!
通常の誓いの言葉に加えて、子どもも一緒に“誓いを立てる演出”があります。
例えば「新しい家族として、末長く幸せに暮らします」といった言葉を、子どもと一緒に声に出すことで、お子様にも「自分も家族の一員」という実感を与えられます。
もちろん形式にこだわる必要はありませんが、ふたりとお子様が「家族になる」という気持ちを確認し合う時間があるとより理想的な式になります!
2:リングボーイ/ガールをお願いする!
お子様に結婚指輪を運んでもらうことで「主役の一人」という実感をもってもらうことも効果的です。
リングボーイ・リングガールの適齢は「3〜4歳〜10歳くらい」です。1〜2歳の場合は親と一緒に歩く・歩行器や乗り物に乗せるなど、難易度を下げたアレンジも可能。
ある程度お子様が成長すると、再婚自体に少し抵抗があるケースがありますので、そういった場合は無理に役割をつくる必要はありません。
3:親子3人でケーキ入刀を行う!

通常はカップルだけで行うケーキ入刀を、お子様も一緒に行う演出です。「親子3人(以上)でのファーストバイト」も人気です。
ケーキ入刀は短時間で行えますので、小さなお子様でも負担が少ないのも魅力。写真映えもするので、後で見返すのも楽しみになります!
兄弟含め、4名以上で行う場合は人数も多くなりますので、事前にプランナーに配置や役割などを確認しておくと良いでしょう!
年齢に合わせた演出を選ぶのも大切!
子どもの年齢によって、できることや配慮すべきことは変わってきます。
【0〜2歳児】お子様を預けるか、一緒に参加させるか
結婚式時の子どもの月齢は「1歳〜1歳2カ月」「0歳6〜8カ月」という0〜1歳台での挙式が多い傾向があります。
当社のプランナーも、「1歳未満は人見知りが少なく挙げやすい」「1歳以上は離乳食が進んでいるので、他の大人にもお世話を頼みやすい」というメリットをお伝えしています。
またもし式当日にお子様を預ける場合については「親・兄弟・親族に預けた」というケースが大多数です。
0歳は動き回らないが疲れやすいため、託児所やベビーシッターがいる式場もおすすめです!
1歳半の子と一緒の結婚式では、「好きなおもちゃを持ち込み、祖父母に交代で見てもらった」「ハラハラしたが良い思い出になった」というご感想もあり、1歳以降は動きが活発になるためバリアフリーやキッズメニューの整った会場選びが重要です。
子どもが泣いたり騒いだりしても、ゲストは和んで見てくれることが多いので、気にしすぎなくて大丈夫です!
会場側が授乳スペース、おもちゃの貸し出し、乳幼児向け飲み物などを用意している例もありますので、もしお困りな点があれば当社にいつでもご相談いただければと思います。
【3〜5歳児】「キッズスペース」のある会場を選ぶ!
2〜3歳の子どもと結婚式を挙げたカップルからは、「イヤイヤ期で式の途中で暴れたが、遊べる場所を用意しておいたことで何とか乗り切れた」という声をいただいています。
2歳を過ぎると自由に走り回れるのでプレイルームや広いキッズスペースが取れる会場を選ぶことが重要です!
【6〜12歳】「本人の意思」を確認する!
ぎふ婚naviでお手伝いした小学高学年の娘さんがいるカップルは、娘さんにも可愛いドレスを着せて家族写真を残しました。
小学生以上の子どもがいる場合、人前に出る役割を強要せず、家族単位で落ち着いて過ごせる形も手としてあります。
子連れ再婚の子どもは「不安・喪失感・嫉妬心・ストレス」など複雑な感情を抱きやすいものです。
子どもに結婚式での役割を頼む前に、日常の会話の中で気持ちを聞き、嫌がっている様子なら無理に前に出さないことが大切です。
「高校生の息子と中学生の娘も参加させたいが、思春期なのであまり前に出したくない」というご相談では、当社では「3人並んで紹介写真を撮る」「親族紹介のときに一言ずつコメントを添える」など、無理に演出の主役にせず”自然に家族としてそこにいる”形をご提案しています。
小学生以上は「大人に近いフォーマル」で”少し大人っぽく”整えてあげると、本人も自信を持ちやすくなります!
共通の配慮ポイントは3つ!
どの年齢でも共通して大切なのは、以下の3点です。
①:無理に参加させない!
お子様が「出たくない!」と言ったら無理強いしない。理由を聞いて代替案を提示することが大切。
②:事前に説明する!
「何をするのか」を説明し、リハーサルで当日のイメージを持ってもらう。
③:世話役を決める!
子どもの世話役(親族や信頼できる友人)を決めておく、休憩スペースの確保、おもちゃや着替えの準備。
【年齢別おすすめ演出】
当社では、以下のような年齢別の演出をご提案しています。
- 0〜1歳:親子3人でのファミリーキス、抱っこでの入場
- 1〜2歳:ラジコンカーや手押し車に乗ってリングを運ぶ
- 3歳以上:リングボーイ・ガール、フラワーガール、ケーキ運び
- 小学生以上:乾杯発声、手紙やメッセージムービー、テーブルラウンドでの料理サーブ
子連れでの「会場選び」で重要視すべき点は?
岐阜・名古屋エリアには、子連れに優しい式場がたくさんあります。ここでは、子連れで式場を選ぶ際のポイントをご紹介します!
ポイント①:子連れ設備が整っていること!
子連れで安心して挙げるには「おむつ替えスペース・授乳室・キッズスペース」が整った式場を選ぶのがおすすめです。
当社が推奨する式場のチェックポイント:
- おむつ替えスペース
- 授乳室
- ベビーベッド・キッズチェア
- バリアフリー設計
- 子ども向けメニュー
- 子育て経験のあるスタッフ
オススメ会場①:ヴェールノアール
岐阜羽島の式場ヴェールノアールでは、「着替え室・授乳室・チャイルドスペース」「多目的トイレ・ベビーベッド」「ユニバーサルデザインのスロープや広い廊下」が整備されており、「妊娠中やお子様連れのゲストにも安心」です。
オススメ会場②:ラソールガーデン名古屋
名古屋のラソールガーデン名古屋は、ミキハウスの「ウェルカムベビーの結婚式場」認定会場で、「授乳室・おむつ交換室・ベビーベッド・会場内キッズスペース設置可能」など子連れ対応設備が充実しています。
打ち合わせ時も個室利用ができるため、子どもの体調や機嫌に合わせて柔軟に動ける環境が整っています。
授乳室、キッズスペース、おむつ交換台などの設備があると、当日の不安が大きく軽減されます。
バリアフリー対応やキッズメニューの提供も、子連れには嬉しいポイントです!
ポイント②:プライベート感があること!
一軒家貸切、少人数専用のバンケットがある式場は、温かい雰囲気で子どもも緊張しません。
「一軒家ゲストハウス貸切」スタイルは午前1組・午後1組の完全貸切が多く、子どもが多少騒いでも他の披露宴とバッティングしない安心感があります。当社でもこうした式場を推奨しています。
1歳児におすすめの会場の条件として、当社では「バリアフリー」「1フロア貸切」「ホワイエや近くに遊べるスペースがある」ホテルやゲストハウスをご提案しています。
親族がすぐに子どものフォローに入れる構造が重要です。プライベート感があり、家族だけの時間を過ごせる。そんな式場を選ぶと、家族の絆を深めやすいです!
ポイント③:“オリジナル演出”に対応してくれること!
小さな子どもは急に体調を崩すことも多いため、来館日の変更やオンライン打ち合わせへの切り替えに柔軟な会場を選ぶことが大切です。当社でもこうした点を確認してご案内しています。
打ち合わせ段階から子連れ客に慣れた会場かどうかが安心材料になります。
パパママ婚を成功させるコツとして、当社では「子連れで利用しやすい会場(キッズスペース・授乳室・おむつ替えスペース・子どもメニュー)」を選ぶこととともに、「お世話を頼む人を事前に決め、スタッフとも共有しておく」ことを推奨しています。
オリジナルの演出に対応してくれる式場を選ぶと、「家族の誓い」「親子ケーキカット」など、子どもを含めた演出ができます。
プランナーが柔軟に対応してくれる式場を選ぶことが、家族の想いを形にするポイントです!
ぎふ婚naviでは、岐阜・名古屋エリアの式場情報に詳しいコーディネーターが、お二人と子どもに合った式場をご提案します。
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よくある質問
ここでは、子連れ再婚の結婚式について、よくある質問にお答えします。
子どもが「やりたくない」と言ったらどうすればいいですか?
無理強いしないことが何より大切です。子どもの意思を最優先してください。
子連れ再婚の子どもは「不安・喪失感・恐怖・嫉妬心・ストレス」など複雑な感情を抱きやすく、「親の再婚そのものに対する複雑な気持ち」を言葉にしづらいものです。
子どもに結婚式での役割を頼む前に、日常の会話の中で気持ちを聞いてください。
嫌がっている様子なら無理に前に出さないことが大切です!
子どもが途中でぐずったらどうすればいいですか?
子どもの世話役を決めておくことが一番の対策です。泣いても周囲はほほえましく見てくれることが多いので、必要以上に気にしなくて大丈夫です。
ただ、気になるなら家族に一時退席をお願いする体制を決めておくと安心です。当社のプランナーもこうしたアドバイスを行っています。
休憩スペースを用意してもらうことも大切です。式場スタッフに協力してもらえるよう、事前に相談しておきましょう!
まとめ:子連れでも結婚式は挙げられる
この記事のポイント
- ゲストの76%が「2回目でも参加したい」(詳しくはこちら)
- ご祝儀辞退や会費制でゲストの負担を軽減できる
- 子どもを参加させる演出で家族の記録を残せる
- 子どもの年齢に合わせた配慮が大切
周囲が心配しているほど、ゲストは「迷惑」だとは思っていません。本当に来てほしい人だけ招待すればOKです。
子どもに結婚指輪を運んでもらったり、親子3人でケーキカットをしたり。そんな演出を通じて、子どもが大きくなったときに見せられる記録を残せます。
ぎふ婚naviは、岐阜・名古屋エリアで100組以上の再婚・子連れカップルをサポートしてきました。
「招待客への気兼ね」「子どもへの配慮」「費用面の不安」など、子連れ再婚ならではの悩みに寄り添い、お二人と子どもに合った式場と演出をご提案します。
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