投稿日:2021.09.05 最終更新日:2024.12.16
【コロナ禍の結婚式どうする?】結婚式場の選び方・延期・キャンセル対応について徹底解説!
新型コロナウイルス感染拡大の収束が見えない状況の中、新しい生活様式での生活を余儀なくされ、日常生活にも様々な影響を及ぼしています。
この状況に多くのカップルが「結婚式はどうしたらいいの?」「延期、キャンセルが怖い…」と悩み、不安を抱えています。
日々、社会情勢が変化する中で先の見えない現状ではありますが、悩みや不安を少しでも解消できればと思い、コロナ禍やコロナ収束後でも安心して行える新しい結婚式のカタチや式場選びのポイントなどをご紹介します!
目次
1.結婚式場探しで確認すべき4つのポイント
感染リスクを最小限に抑えて結婚式を叶えるために、これから式場を探し始めるカップルがチェックするといいポイントをご紹介します。
ゆとりのある会場の広さ
ソーシャルディスタンスが当たり前となった現在では、結婚式でも同様にゲスト同士の間隔を空けてパーティーを行うことは感染リスクを下げるのに有効的と考えられます。
例えば、通常「8人掛け」のテーブルを「4人掛け」にしたり、テーブル同士の間隔を1m以上空けて配置、席の隣同士の間に飛沫感染防止用のアクリルパーテーションを設置するなどソーシャルディスタンスに配慮したテーブルレイアウトがオススメです。(※2021年5月追記:結婚式場におけるアクリルパーテーションの設置は一般的になっています。)
お越しいただくゲストにも安心してお過ごしたいただけるような会場レイアウトが良いでしょう。
そのためご招待する人数よりも、「若干広いぐらいのゆとりある会場選び」をしましょう!
会場を貸切にリスクを最小限に
結婚式場によって複数の挙式会場や披露宴会場があり、同じ時間帯に何組もの結婚式を行うところもあります。
他の結婚式に参列しているゲストも式場内に滞在するため、感染のリスクは「絶対大丈夫!」とは言い切れません。
会場を貸切にすることで、万が一に感染が発生した場合でも外部への影響を最小限に留められることや、状況や感染者の特定がしやすくなります。
「1日1組限定の貸切ができる式場」を選ぶことは、お二人もゲストも安心です。
館内の換気の徹底
館内に大きな扉や窓によって換気ができる設置が整っている会場であるかどうかが判断の基準となります。
最近では常時、空気が循環している空調システムを導入している式場や、会場内の窓を開放するなど、場内の換気に努めています。(※2021年5月追記:定期的な換気の実施や、感染対策に関する注意事項が結婚式の中で式場よりアナウンスされることがあります。)
換気が十分になされており、なおかつ開放的な会場であれば、お越しになるゲストの方も安心してお過ごしいただくことができますね。
結婚式の延期やキャンセルの対応
式場と契約する際に最も大事なのが「延期やキャンセルの場合の対応」です。コロナの影響で結婚式の延期やキャンセルをせざるを得ない状況となった場合に、トラブルを防ぐために事前に確認しておくべきポイントを見ていきましょう。
【結婚式が延期となった場合】
■延期が可能な日数・期間・発生する費用を式場に確認し、延期手続きを行う。
■招待状をすでに送付している場合、ゲストに結婚式の延期の旨の連絡を行う。
【結婚式がキャンセルとなった場合】
■式場でキャンセル手続きを行う。
■キャンセル料の確認(既にご自身で手配している招待状などのペーパーアイテムや、日にち・名前が刻印された引出物などは「実費」として返品することが出来ません。)
万が一のことを考え、「延期」や「キャンセル」になった場合を想定して式場探しをしましょう。
また、式場によってキャンセル料や延期料に対応可能な「ブライダル保険」を取り扱っているところもあります。
▼多くのカップルに安心していただきたい!
お二人だけの問題にせず、親御様にもしっかりと相談して方向性をご両家で決めておくと安心ですね。ぎふ婚ナビでは事前に、各式場の延期やキャンセルの対応なども確認できるのでお気軽にご相談ください。
▼キャンセル・延期に関する詳しい記事はこちら
結婚式のキャンセル料・延期料金はいくら?よくある質問など徹底解説
2.結婚式場の感染拡大防止の対策
各式場では、感染拡大防止のための対策として以下のような対応をしている会場が増えています。
■入館時の検温・体調チェック
スタッフはもちろん、ゲストが式場にご来館される際に非接触型の体温計や体調チェックなどを実施しています。
■テーブルレイアウト・アクリルパーテーションの設置
テーブルの数を増やし、ゲスト同士の間隔を広くあけて配置したりテーブル状にアクリルパーテーションを設置して飛沫感染防止をする式場もあります。
■定期的な換気と消毒徹底
館内の窓やドアを定期的に開放し、館内の空気の入れ替えを行います。また、多くの人が触れるドアノブや手すり、お手洗いの蛇口などもしっかりとアルコール消毒を行う会場も。
■オンライン見学・打ち合わせ
直接、式場へ足を運ぶことが困難な場合でもスマホやパソコンを通して、オンライン上で見学や結婚式の打ち合わせを行うことができる会場が増えています。
ぎふ婚ナビでは、結婚式場が実施している感染防止対策の情報も取り扱っています!
3.結婚式場のカップルの動向
コロナ禍のなかで、結婚式を「実施するカップル」と「実施しないカップル」「延期・キャンセルするカップル」の大きく3つに分かれました。
ぎふ婚naviにご来店されるカップルの多くは、招待するゲストの人数を少なくして家族や親族だけと行う「少人数の結婚式」を希望される方が多いです。
そのほかにも、ドレスを着て写真に残す「フォトウエディング」や、挙式を行なった後に両家との会食会を実施したい、といった結婚式のスタイルが変化しています。
結婚式は諦めたくない、でも安心・安全に実施したいふたりに次の内容では、コロナ禍における結婚式のスタイルをご紹介していきます。
4.コロナ禍における結婚式のスタイル5選
コロナ禍の状況下において新しい生活様式が生まれたように、結婚式でも新しいスタイルやトレンドが生まれています。お二人はもちろん、ゲストにも安心して結婚式を行なっていただける結婚式スタイルを5つご提案いたします。
少人数ウェディング
家族や親族など、最小人数で行う結婚式。「両家の絆が深まる」「アットホームな雰囲気で結婚式ができる」と以前から人気ですが、コロナ禍の中でも特に注目を集めています。
感染のリスクを最小限に抑えることが出来る。予算をかけず、準備も簡単に行えるといったポイントで10〜30名の結婚式を希望されるカップルが増えています。
フォトウェディング
結婚式を先延ばしにしたくないカップルにおすすめなのが、写真だけの結婚式「フォトウェディング」
ゲストに集まってもらう必要がなく、準備も撮影時に着用する衣装合わせだけ。費用も通常の挙式・披露宴よりも安価であるという面から人気のスタイルです。
ひとまずフォトウェディングを行い、落ち着いた頃にゲストを招待した披露宴の実施。フォトウエディングをした後に、家族のみの食事会を実施する方もいらっしゃいます。
結婚式場やフォトスタジオ、思い出の場所でのロケーションフォトなどスタイルも様々です!
2部制ウェディング
呼びたいゲストがたくさんいる場合にオススメなのが結婚式や披露宴を複数回にわけて行う方法です。
両家の家族との結婚式と友人へのお披露目パーティーをわけて行うことで、大人数でも感染リスクを低減することができます。
また、ふたりだけでリゾートなどで挙式をして、後日親しい人だけを招いて食事会をするというのもいいですね。
グランピングウエディング
グランピングとは「グラマラス(Glamorous)」と「キャンピング(Camping)」を合わせた造語で、「魅力的なキャンプ」という意味です。
屋内で行う結婚式ではなく、開放的な大自然の中で行うアウトドアウエディングの一つです。
テント内を豪華にオシャレに飾り付けをしたり、バーベキューでお肉を焼き上げたり、夜には火を囲んでワイワイ楽しむことができます。
自由度が非常に高く、アウトドア結婚式のスタイルをとるため感染リスクも軽減されると考えられています。特に写真映えすることから他の花嫁とは違ったことがしたいオリジナリティあふれる結婚式が注目されています。
オンラインウェディング
新型コロナウイルス感染拡大をうけ、新たに生まれた結婚式のスタイル。
ふたりだけでの結婚式や、少人数での結婚式をオンラインで中継し、お世話になったたくさんの人にも結婚式を見てもらうことができる方法です。
小さな子供さんがいたり、高齢のゲストや遠方のゲストが多くても、みんなに安心して参加してもらえる新しい結婚式スタイルです。
最近では、結婚式の打ち合わせもオンライン上でプランナーとのやりとりが出来たり、式場によって様々な工夫がなされています。
5.迷ったら結婚式のプロに相談
「結婚式」には、様々なスタイルがありますが、全てがどの式場でも希望のスタイルを叶えられるとは限りません。
どこの式場で何ができるかなど自分たちで調べようと思ってもなかなか情報がなく、時間がかかってしまうのが実情です。
ぎふ婚naviでは、式場がどんな結婚式を叶えることが出来るのか。感染症対策はどのようなことを実施しているのか?延期やキャンセルについてなど、聞きにくいこともスタッフが代わりに式場に確認することができます。
おふたりが最高の笑顔で納得のいく決断ができるようスタッフ一同全力でサポートさせていただきます!
まとめ
結婚が決まってHAPPYなはずなのに、今の先の見えない状況にほとんどのカップルが不安を抱えています。
周りの意見や、式場の対応を気にするのも大切ですが、一番大事なのは「お二人の想い」。
一生に一度の結婚式をどうするべきか、じっくり話し合ってふたりの意見を合わせておきましょう。
コロナ禍でも後悔しないために、迷ったらプロの意見を聞くことも一つの方法です。
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この記事を書いた人
野々村 明美
総合旅行業務取扱管理者の資格を持つ経験豊富なウエディングコーディネーター。
お二人の理想の結婚式を形にするサポートを行っています。
職歴:旅行会社勤務時代に、多くのリゾートウエディングをコーディネート。
保有資格:総合旅行業務取扱管理者