少人数の結婚式とは、家族や親族、親しい友人だけを招いて行う３０~４０名以下の小規模な結婚式。

昨今では、コロナによる感染リスクを避けるため少人数の結婚式が注目されています。

ここでは、「少人数の結婚式」を実施する上で必要な費用や魅力、メリット・デメリットなどを解説いたします。

「少人数の結婚式」だからこその魅力

ゲスト一人ひとりに細やかなおもてなしができる

ゲストをたくさん招待しても式の進行や様々な演出などで、せっかく久しぶりに会った友人と会話をする時間もなかなか設けることが難しかったりすることも。

少人数の結婚式は、一般的な挙式披露宴と比べてゲストの人数が少ないため、より近い距離で会話をしたり心ゆくまでおもてなしをすることができます。

 

結婚式の準備が短時間で楽にできる

結婚式の準備は、招待するゲストのリストアップから始まり、招待状や引出物など...決めていかなければならないことがたくさんあります。

少人数の結婚式は、準備したり手配するものが少なく、一般の結婚式と比べて負担が少ないため準備に時間が取れないおふたりでも１ヶ月から長くても２ヶ月あれば準備が済みます。

 

リーズナブルな費用で挙げられる

一般的な結婚式と比べて人数が少ない分、手配するアイテムや演出などにかかる費用は抑えることができます。

その分、料理をグレードアップ、記念として残るアルバムを頼むなど、おふたりのこだわりたいものに費用をかけたり、「新婚旅行」や「新生活」の資金にまわす方法もあります。

総額の費用は、一般の結婚式に対してリーズナブルですが、１人当たりの費用としては割高になります。

 

少人数の結婚式の平均費用

■１０名の結婚式

平均費用：９５.７万円

■２０名の結婚式

平均費用：１３４．５万円

■３０名の結婚式

平均費用：２２８.８万円

（※ぎふ婚navi調べ／挙式・食事会の平均費用）

 

 

花嫁が抱える「少人数の結婚式」のここが不安

盛り上がりに欠けて寂しく感じる

一般的な結婚式のように、盛大な演出などがなく食事と歓談だけだと「進行や式の中身が質素になってしまわないか」「間は持つのだろうか」と不安を感じる花嫁もいらっしゃいます。

少人数で盛り上がる笑顔あふれる演出

■家族や親族からの余興や挨拶

■結婚式ならではのケーキ入刀＆ケーキサーブ

■両家 家族・親族の自己紹介タイム

■司会者を入れて盛り上がるゲームで親睦を深める

■お互いのプロフィールムービーを上映し、ふたりをもっと知ってもらう

■新郎新婦が司会となってインタビュー

 

少人数の結婚式の流れは一般的な披露宴と大きくは変わりません。

少人数という特徴を生かして親族や友人に寄り添った演出でおもてなしができ、ゲストにとっても思い出に残る結婚式になるでしょう。

 

対応可能な会場が限られる

すべての式場が少人数の結婚式に対応しているとは限りません。

会場が気に入っても、１００名ほど入るような大きな会場しかなかったり、「○名以上から」というような招待人数に制限がある場合もあります。

見学に足を運んでも時間の無駄になってしまわないように、見学に行く際は会場の広さや、受入可能な人数などの情報を事前に収集することをおすすめします。

 

自己負担額が増えてしまう

結婚式の自己負担額とは...

「結婚式の総額」ー「ご祝儀総額」＝「自己負担額」

ゲストの人数が少ない場合、結婚式にかかる総額の費用は抑えられる一方、ご祝儀がそこまでもらえなかったりすることで、かえって自己負担額が増えてしまう可能性があります。

プランナーへ相談をしたり、見積もりから予算のシミュレーションしておくと良いでしょう。

 

合わせて読みたい

「予算」から考える結婚式場の選び方

 

 

まとめ

少人数結婚式は規模が小さい分、ゲスト一人ひとりに心のこもった細やかなおもてなしができるのが特徴です。

少人数ならではのメリットやデメリットはありますが、「どのような結婚式にしたいのか」というおふたりの気持ちでどのような結婚式にでもなります。

気心の知れた方ばかりのアットホームな雰囲気だからこそ、感謝の気持ちをしっかり伝えられる結婚式ができるといいですね。

 

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